
自社で撮影するインタビュー動画の作り方 〜撮影編〜
本記事では、自社でインタビュー撮影をする方法の撮影編ということで、カメラの設定、ライティングの設置方法、撮影に際して注意するべきことをお伝えしたいと思います。
まず前回の記事で紹介した
- カメラ=SDカード、充電
- マイク=カメラと繋いで録音できるか
- ライト=延長コードの有無
- 三脚
の上記を確認し、使用できる状態にしておいてください。
機材を設置する
カメラとマイクを接続し設置する
まず、カメラとマイクをつなげましょう。
ガンマイクの場合は、カメラのマイク端子に接続します。
ここのでの注意点は、マイク端子とヘッドフォン端子を間違えないようにすることです。
初歩的ですが、急いでつなげると間違えます。(過去に私もやらかしたことがあります)
また、カメラによってはイヤホンを挿すことが可能なカメラもあります。
イヤホン端子がついていれば確認をしてみてください。

カメラの設定をする
動画を撮る際、カメラの設定というのはある程度決まっています。下記に代表的な設定を明記してありますので、まずはその通りに設定してみてください。
(写真のようにオートモードで撮影すればいいというわけではないのです。。。)
メーカによって名称が違うのですが、
動画記録画質
└フォーマット:MOV
└動画記録サイズ:1920×1080
└フレームレート:29.97 か 30fps

そして、ここが少し難しいのですが
- モードをマニュアル(M)モードにする
- シャッタースピードを1/60にする
- 絞りをf8.0にする
- ISOを800にする
一旦、上記のように設定をしてみてください。
ここでは、主に明るさやボケ感を調整しています。もし難しければ、一旦ここはオートモードでも撮影は可能です。
設定が完了したら、三脚を広げて、カメラを設置してください。
カメラの高さが目線より少しだけ下に位置するように設置すると自然な画になります。
ライトを設置する
ライトを設置は、実際に設置してみないとわからない部分がありますが、一旦、下記の図のように設置してみてください。

ライトを調整する
ライトの調整は少し時間かけて行う必要があります。
- 手助けしてくれる人に撮影する場所に立ってもらう
- 自分の目で見ながら、メインライトを調整する
- メインライトの出力を60/100%くらいにしてみる
- サブライトの出力を40-50/100%にしてみる
- 自分の目で確認して、しっかり照らされていることを確認する
- カメラで見る
- 下記の適性になるようにする(明るすぎる場合はISOを下げて、暗い場合はISOをあげる)

撮影する
ここまでくれば、あとは撮影を開始するだけです。上記のセッティングはインタビューを受ける、被写体の方が来る前に完了している必要があります。
被写体になる方が到着したら、インビューする方と事前の打ち合わせをし、動画の目的や進め方を話しておきましょう。
その上で、撮影を開始する前にチェックする項目は以下の通りです。
- カメラのバッテリーの残量
- SDカードの残量の確認
- カメラに音声が入っているか確認する()
- 質問項目の確認
- その場にいる人のスマホが鳴らないようにする
- 映る方の服装が乱れていないか(襟、ボタン、髪型など)
ここまで完了したら、あとは録画ボタンを押すだけです。
(意外と録画ボタンが押せてないこともあるので気を抜かないようにしましょう)
いかがでしたか?
動画を撮るには様々なステップが必要です。
また機材を買って、設置するだけではうまく撮影できません。ライト、マイク、カメラなど全てを適切に設定しる必要があります。また、ケーブル一本忘れただけで撮影ができなくなることもあります。(怖い)
自社内で撮影や編集ができるようになるのが機動力も上がり、コストも抑えられる(?)ので一番いいです。弊社では、撮影のご相談も受けておりますが、貴社内で制作できるようなコンサルティングも行っています。
もし、興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。