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ライブ動画配信の基本 〜配信プラットフォームから機材まで〜

本記事では、ライブ動画配信の基本ということで、最低限知っておくべき知識をご紹介します。本記事を読むことで、配信するためのプラットフォームから機材選びまで、ご家庭でもオフィスでも小規模な配信を行うための情報を知ることが出来ます。

ライブ動画配信をするにはなにが必要?

配信と聞くと真っ先に機材が思い浮かぶかと思います。「どのカメラ使えばいいの?」「マイクも必要?」「ライトも必要なの?」など機材選びも大変です。でももっと他にも考えるべきことがあります。

まず初めに、配信するためのインターネット回線です。特別な回線を新たに導入する必要はありませんが、少なくとも安定した・ある程度高速なインターネット回線は必要です。ダイヤルアップやADSLなどでの回線速度では、ライブ動画配信には極めて不十分です。

注意しなくてはならないのが、多くのマンションでは1本の回線を全戸で共有して使用しています。そのため、多くの人が同時に接続すると回線速度が低下します。可能であれば、戸建てむけのようなプランに変更することをお勧めします。またポケットWi-Fiも回線速度が遅く、ライブ動画配信には不向きですので、ご注意ください。

基本的には高速な戸建て向け光回線を使用することで、安定した配信を行うことが出来ます。

次に、カメラとライトです。この記事の後半部分でも詳しくご紹介しますが、カメラはある程度きれいに映すことができるカメラ、ライトも大小ありますが、ある程度は必要になります。

最後に、音声用のマイクです。音声は映像と同じレベルで、視聴者にとって大切な要素です。動画を視聴して、声が聞こえずらくても、その動画を見続けますか?

動画配信プラットフォームを選ぶ

ビジネスにおける動画配信では、大きく二つのサービスの種類があります。

  • 一つ目は、無料動画配信サービス
  • 二つ目は、有料動画配信サービス

それぞれの特徴、違いをご紹介します。

無料動画配信サービス

動画配信と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、こちらのプラットフォームだと思います。個人的にも頻繁に使っている方が多く、無料ですぐに使えるので、、導入のハードルは低くなります。

Youtube Liveは、現状日本で最も使われているライブ配信と言うことができます。(MMD研究所 – ライブ配信サービスに関する調査より
Youtube自体の利用者、認知度も高く、コンテンツを世の中の人に届けることが目的であれば、無料プラットフォームとしては最も適していると言えます。

Facebook Liveは世界的に人気の高いライブ配信プラットフォームです。その理由は23億人という驚異的な登録者に簡単にリーチすることができるためです。日本では、近年、若者のFacebook離れが深刻化しているという流れもありますが、依然として40代の利用者は多く、ターゲットが30代以降であれば、Facebook Liveも有力な選択肢の一つになると言えます。

株式会社ガイアックス「2020年12月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ」より引用

Zoomは、ビデオ会議ツールとして有名です。そんなZoomですが、実はライブ配信も可能です。Zoomでは、ミーティング形式とウェビナー形式を選ぶことができます。ミーティング形式では、すぐに発言できるため、より双方向のコミュニケーションスタイルを実現したいときに有効的です。ウェビナー形式では、発言できるのは許可された人のみとなり、より講義形式のように基本的には1方向コミュニケーションで、必要な時のみ双方向に切り替えるというスタイルが可能です。

画面共有機能も優れており、より講義形式に向いていると言えます。

配信プラットフォームに関して、上記全てのプラットフォームでURLを知っている人のみへの配信が可能になっています。

有料動画配信サービス

無料で配信できるサービスがある一方で、無料のプラットフォームでは

  • より強固なセキュリティーが必要
  • 社内の機密情報を扱うため、より安全なサービスがいい
  • そもそも無料のサービスへ会社のPCからアクセスできない

などといった声もあるかと思います。日本には多くのライブ配信サービスがあり、それぞれセキュリティー担保などを行っており、より細かな設定を行うことが可能です。また無料プラットフォームと違い、安心のサポートがついております。費用はかかりますが、「トータルでお任せしたい」ということであれば、こちらを使うこも選択肢に入ります。

日本で開発された配信プラットフォーム「ウリザ」

動画配信プラットフォーム「ULIZA(ウリザ)」は、動画コンテンツビジネスや動画配信サービスの運営、動画配信を活用した社内外への情報発信やプロモーション活動など、様々な用途で動画配信の導入や効率的な活用を検討する企業の皆様に向けて提供されるクラウド型の動画配信システムです。

ULIZAは、動画配信の導入や運用のための豊富な機能を標準装備し、必要な機能だけを選択することも、一連の機能を備える動画配信プラットフォームを費用を抑えて迅速に導入することも可能です。

動画配信技術に習熟した専門スタッフが、豊富な導入実績と運用経験に基づき、動画配信の導入や運用を支援します。

法人向けに特化したパッケージになっており、必要な機能だけを選択することが可能なため、無駄のない選択をすることができます。

上記のように法人向けにサービスを提供している会社は多くあり、無料のプラットフォームを使用するか、有料のプラットフォームを使用するかは、

  • なにを誰に配信するのか
  • より信頼性の高いセキュリティーが必要なのか

という観点から選ぶことで、貴社のニーズを満たすことができます。

ライブ配信のセットアップとは?

ライブ配信を行うには、上記で説明した意外に、どのようにカメラやマイクなどの機材をつなげるかを考える必要があります。

繋ぎ方は大きく二つに分かれます。
一つ目は、Webカメラとしてカメラを認識させる方法、二つ目は、ライブ配信ソフトとHDMIキャプチャーボックスを使用してカメラを認識させる方法です。

PCにHDMI端子があるから、もしくはUSB端子があるから、カメラとつなげばいいのでは?と思われるかもしれませんが、それではカメラを認識できません。
カメラをカメラとして認識させるための方法が必要なのです。

「WEBカムとして認識する」とは?

WEB会議をする際、パソコンにカメラがついていると、自動的にそれが使用されていると思います。まさにそのパソコンについているカメラとして、一眼レフ等を認識させることで、簡単にパソコンとカメラを接続することが可能になります。

パソコンにUSB接続のWEBカメラを接続する場合、BlackMagic社のATEMシリーズを接続した場合は、WEBカメラの選択画面で、カメラを変更することで簡単に高画質な配信をすることが可能となります。

「ライブ配信ソフト経由」とは?

一方で、より高度な設定をしたい場合、OBSやWirecastなどのライブ配信ソフトを経由することで可能となります。

また、PCとカメラを接続して配信したい場合、HDMIキャプチャーボードを用いることで、より安価に接続することも可能です。

ただ、OBSなどのソフトは設定がやや難しく、簡単に接続したいという方には、ATEM miniなどを購入し、WEBカメラとして認識させる方法がオススメです。
接続するだけで、認識してくれるので、本当に快適です。

一番簡単なセットアップ

LOGICOOL社のC920N HD PRO ウェブカメラ 公式商品ページより

最近のノートパソコンでは、比較的きれいに映せる内蔵カメラがついていることがあります。そのまま使うことが一番シンプルなセットアップでミスも起きません。ですが、会社支給のノートパソコンやデスクトップPCを使用しているとカメラはなかったり、画質が悪く代替案が必要になります。

株式会社ロジクールが発売しているC920N HD PROというウェブカメラは、必要十分なカメラ画質で、USBでパソコンと接続するだけで使えるため、お勧めです。

FIFINE社のK053の紹介ページより

音声は、上記のようなUSB接続ができるピンマイクがお勧めです。上記はAmazonで3,000円ほどで購入できるので、お試ししてみること音の違いに驚くかもしれません。今回ご紹介した製品は一例ですが、ピンマイクを使うことで簡単に音声の質をアップグレードすることが可能です。

もし音も映像も、もう少しこだわりだい!ということであれば、ZOOM社(前述のZoomとは違う会社です)が出しているQ2N-4Kという製品がお勧めです。

株式会社ズームのQ2N-4Kの公式商品紹介ページより

ZOOM社は、オーディオ機器のメーカーであり、私もZOOM社の製品を撮影では使用しておりますが、コンパクトで簡単に使えることも魅力の一つです。その中でも本製品は、カメラとマイクが一体になっており、またUSBでパソコンに繋ぐだけで簡単にWebカメラとしても使用することができる優れものです。
本製品の特徴として

  • 広角で狭い場所でも撮影がしやすい
  • 圧倒的な音声品質
  • カメラとしても使える汎用性
  • 2万円前後の価格帯としては、圧倒的な品質

撮影用カメラを使用して、より高画質な映像で写したい場合

撮影用のカメラを使用することで、より高画質に映すことが可能です。また、撮影用カメラを使うことで、ボケの度合いを思い通りにコントロールしたり、多少暗くても綺麗に撮影することが可能になります。ここ以降で紹介するセットアップは、パソコンとカメラに対してある程度の知識が必要になってきます。

上記でも説明しましたが、ここでは二つの接続方法があります。

WEBカムとしてPCにカメラを認識させる場合は、ATEMなどの機材、ライブ配信ソフト経由の場合は、用意するものが二つあります。

  • 一つ目、カメラ
  • 二つ目、キャプチャーボード

カメラですが、一眼レフ、ミラーレス、ハンディーカムなど様々なカメラを使用することができます。例えば、Panasonicから発売されているHC-VX992Mというハンディーカムは、画質とコンパクトサイズを両立したモデルになります。ここで注意しなくてはならないのが、カメラはHDMIスルーアウト対応であることです。

要はカメラからパソコンに出力するために、余計な情報(時間や設定など画面内に表示されている項目)を入れずに出力できる機能のことです。

一眼レフですと、HDMIスルーアウトできない機種が多く、ここはお使いのカメラが対応しているか否かを事前に調べる必要があります。対応していない場合、配信画面にもカメラ設定の数字などが映りますので、気をつけてください。

HDMIスルー機能がないと、このフレームごと出力されることになります

下記のカメラでは、フルHDまでのHDMIスルー出力に対応しています。

Panasonic株式会社のHC-VX992M公式製品紹介ページより

二つ目のキャプチャーボードですが、カメラとパソコンの間に挟む形で接続し、使用するためのものになります。
こちらはカメラからHDMIで送られてきた信号を、パソコンのUSBで認識できるようにしてくれます。
パソコンにもHDMI端子がついているから、そのまま使えるのでは?と思ったかもしれませんが、残念ながら使えません。パソコンについているHDMI端子は、出力専用になっていることがほとんどで、映像信号を入力するためには考えられていないためです。

サンワサプライ株式会社より発売されているUSB-CVHDUVC2という製品は、安くて使いやすい製品です。様々なメーカーから発売されていますが、日本国内のサポートがある同製品をお勧めします。

複数台のカメラを切り替えながら、より音声をクリアに収録する高度なセットアップをする場合

ここまで、Webカメラを使用する方法、そして、カメラを使用する方法をご紹介してきましたが、複数台のカメラやパソコンの画面を含んだ様々な入力ソースを用いた少し複雑な配信を行いたい方に向けた内容をご紹介します。

配信は突き詰めればキリがありませんが、その中でも比較的簡単にセットアップできる方法になります。用意するものは、カメラと映像ミキサー、映像ミキサーとマイクになります。

今回、カメラは上記で説明しておりますので割愛しますが、HDMIスルーができるカメラであればどれでも使うことができます。より高品質な映像にするのではれば、一眼レフを使用し、短焦点レンズをつけることをお勧めします。

次にマイクです。
マイクはより高音質なものを選択しますが、三つの方法があります。

  • コンデンサーマイク
  • ショットガンマイク
  • ピンマイク

の三つです。

コンデンサーマイクとは

下記のようなマイクで、主に音声の収録に使用されるより高品質な音声を録音できるマイクを指します。音声の質は最も高くなりますが、非常にデリケートなマイクで慎重に扱う必要があります。また、XLR端子が使われることが多く、オーディオミキサーは必須になります。

株式会社ロジクールのBlueマイクロフォンズより

オススメなコンデンサーマイク

2万円以下で買うなら「audio-technica サイドアドレスマイクロフォン AT2035」がコストパフォーマンスに優れています。またショックマウント、ポップガードなどもセットになったRodeのNT1-Aというマイクキットも2万円中盤ほどで購入できてお勧めです。上記の写真にあるのはBlueというマイクの老舗メーカーの製品です。こちらはUSBで直接パソコンに接続できるマイクが多くラインナップされており、比較的簡単に使用することができます。

ショットガンマイクとは

ショットガンマイクとは、一般的に動画の撮影などで多く使われるタイプのマイクになります。街中でカメラの上にちょこんとマイクが載っているのを見たことある方も多いかもしれません。

このようなタイプでは、カメラの上部に取り付けて、使用することが可能です。カメラにつけた場合は、別途音声ミキサーは必要なく、映像も音声もカメラからの情報を使用することで簡単に配信が可能になります。ただ、カメラに採用されている3.5mmオーディオジャックはXLR端子を採用しているマイクと比べると安価で低品質なものが多く、より音声をアップグレードしたい場合は、XLR端子を採用するマイクをお勧めします。

おすすめな3.5mmオーディオジャック採用のショットガンマイク

値段は少し高くなりますが、ゼンハイザーのMKE600は4万円前後で買えるマイクの中で最高の音質です。動画撮影を生業にする人も多く使っており、性能は確かです。また本製品の接続端子はXLR (48Vファンタム)ですが、実は通常のカメラに接続することが可能なケーブルも別途用意されています。

ゼンハイザー社の公式サイトより

次にオススメなマイクはRODE ロード VideoMic Pro+というマイクです。値段は大体2万6000円前後を推移しています。こちらは3.5mmの接続端子ですが、音質には定評のあるRODE社の製品です。ちなみに私が過去に使った中でも最も音質がよかった3.5mm対応のマイクでした。

RODE社の公式サイトより

最後に同じくRODEのVideo Micです。こちらは1万7000円前後で販売されており、最初の一台に最適です。現在、個人的に私も使用していますが、音質はそこそこよく、少し大きいですが、使い勝手も良いので重宝しております。さらに安いマイクもありますが、音質は値段に比例して下がっていきますので、あまり安い製品はオススメしません。

RODE社の公式サイトより

おすすめなXLR端子採用のショットガンマイク

ここでもいちばんのオススメは、上記で紹介しましたMKE600です。特にXLR端子で接続した際に性能を発揮できるので、こちらはXLR端子で接続して欲しいと思います。

次にオススメなのは、RodeのNTG 4というマイクです。こちらは、RODE社のXLRマイクの中でも癖のない音質のマイクです。値段はMKE600と比べると少し安い程度になりますが、こちらはUSBで充電できる内蔵電池を採用しています。それも2時間で150時間も使えるという優れものです。

RODE社の公式サイトより

お手頃だけれど、必要最低限なライト!

照明選びって撮影機材を選ぶ中でもハードルは高いです。値段もバラバラ、光量、CRI?
なにがなんだかわかりませんよね。

もちろん高い機材は、高出力、綺麗な色、高い耐久性など特徴がありますが、本格的な撮影に使うということでなければ、そこまで高い照明は必要ありません。

Neewerというメーカーは、詳しい人でないと知らないかもしれません。一昔前は、安かろう悪かろうという製品も多く、玄人向けのメーカーだったのですが、ここ最近は、安くていい製品を作っています。

Amazonのページにしか情報がなく、写真が貼れませんが、こちら入門ライトとしては必要以上のライトです。値段も2灯で2万円以下と大変導入しやすいかと思います。

他にももっと小さく安いライトもあるので、気になる方はAmazonで「Neewer」と検索してみてください。


最後に

いかがでしたか?ここまでライブ動画配信の基本〜配信プラットフォームから機材まで〜ということでご紹介させていただきました。ライブ配信に限らず、カメラの機材選び、使い方は想像以上に難しいと感じています。

弊社では、ライブ配信に限らず映像や写真などをマーケティングに取り入れて、ブランディングを含む戦略を一緒に考えるお手伝いをしております。
その他にも、こんなことできないの?などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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