
なぜ採用活動・広報活動に動画が必要なのか。今後求められる採用手法とは!?

2020年も終わりに近づいていますが、採用力強化・広報のために映像を使っていますでしょうか。もしまだ活用していない場合、2021年からは積極的に取り入れたほうが良いかもしれません。
今記事では、下記のテーマについて記載したいと思います。
- ビデオを活用することによって、ファネル上で改善できるポイント
- なぜ今後、採用において動画が必要になるのか
- ビデオに関してのヒント
他の記事でもたくさん記載ていますが、日本では、採用は戦国時代です。有名企業が優秀な人材を年収を高めに設定し青田買いしたり、お金のある企業が採用マーケティングを積極的に行い認知度を上げ、母集団形成を行っています。有名ではない、無名な中小企業は、まず会うことですら難しい状況なのです。求職者が企業を選ぶ圧倒的な「売り手市場」です。
このような市況感では、企業側が積極的に情報発信などを行い自社のブランドストーリーに投資しなければ、採用活動が長期的に上手くいきません。
この文脈ですと、ビデオマーケティングを行うことは効果的であり、会社を知らない潜在層の候補者にアプローチでき、最上段ファネルの強化・拡張を行うことが可能になります。SNSも発展している現状では、社長アカウントから積極的にビデオを共有したりして、認知度を高めていく必要性がでてきます。
どのファネル上でビデオを活用すべきか

採用活動をある程度細分化すると、4つのステージに分けられます。「認知」、「興味」、「検討」、「応募」の4つです。映像は、このすべてのステージで有効に活用できるので、実際に活用事例を説明できればと思います。
- 関心: ソーシャルメディア上で、流れているような短い動画は、どんな人が会社に働いており、どんな経験しているかをアピールすることができ、会社ブランドや働いている人柄などを通して関心を引くことが可能になります。
- 興味: ホームページや採用サイトに動画を埋め込むことにより、より深く会社への興味付けをすることが可能です。これらのビデオは、SNSで展開するよりは長めの動画が効果的です。
- 検討: 実際に行っているところは日本ではあまりありませんが、部門長などが求めているポジションのジョブディスクリプション(JD)などをビデオを説明することによって、通常より検討〜応募までの導線づくりが可能です。
- 応募: コロナ渦でこの点はかなり進みました。ビデオでのエントリーシートやビデオ面接をすることによって、どこでで応募・面接することが可能になりました。通常では、候補者が会社まで足を運び、面接するという流れでしたが、もうそのようなすることはなくなりました。また、ビデオのため、通常1時間かかっていた面接時間が短くなり、業務過多の面接官の時間が浮いたのではないでしょうか。
純粋に宣伝要素として見られやすい動画ですが、採用部分では、どのファネルでも活用できるようになってきています。今までは、応募部分で切れてしまっていましたが、コロナ環境において会わずに雰囲気などを共有するには動画での応募理由を共有してもらうなどすると効果的になります。
ビデオマーケティングを行ったほうが理由とは?

もう既に行っている企業も増えてきましたが、今後もっと必要・行ったほうが良い理由を説明します。
1.ストーリーテリングの重要性
企業ブランドのストーリーテリングは既に行っていますでしょうか。採用とは関係ないですが、2010年頃から消費者は、購入する際にブランドのストーリーなどにお金を支払うようになってきています。物の品質が高くなり、どのブランドも機能面では同じものが多く、消費者はブランドストーリーに惹かれ、購入するようになっています。
採用の面でも同じことは言えるのではないでしょうか。会社のブランドも大切ですが、貴社の求人と他社の求人は、何が違いますか?おそらく求めていることはほとんど差異はないと思います。求人自体にストーリーを載せることは、候補者の関心を引くこととなり、応募の数を増やす施策になります。
アメリカの調査(576名の回答者)では、31%のHRのプロが魅力的でない・ありきたりポジションを同魅力的に見せるかで悩んでいると答えています。営業をコンサルタントと読んだり、カスタマーサクセスという言葉が普及してきたのもこのような要因も関係していると思います。そういったところで、ビデオを事業部長が活用して説明したり、エンジニアなどに実装している技術を語ってもらうことで様々な角度からポジションをアピールすることが可能になります。
2. 圧倒的母集団形成
最近、Wantedly見た方いらっしゃるでしょうか。すべての求人が同じに見えるどころかそもそも埋もれてしまっている求人がほとんどです。もしかしたら、お互いベストなポジション・求職者だとしても、そもそも見られなければ会うこともありません。誰のためにもなりませんよね。
よって、もし可能であれば目立つように求人などを作るのが大切になってきるわけです。マイナビ、リクナビは、出稿の大きさによって金額が変わりますが、小さい枠ではどのように目立たせるか、キーワードを配置するかが大切になってきます。海外のレポートになりますが、ビデオ埋め込みしている求人などは、12%ほど他のビデオなしの求人と比べると見られるとのことです。他にも、求人サイトでビデオマーケティング活動を行っている企業は、応募率が34%上がっているデータもあります。
採用動画活動を始めましょう
これから5Gの普及に伴い、スマホでのデータ使用料などをあまり気にしない時代がくるため、今以上に映像消費時間は増えてきます。そこで動画編集を行ってみてはいかがでしょうか。
- Videobrain: オープンエイト社が展開しているAIを使って編集が可能というサービスです。僕の記憶が正しければ、初期費用20万円、月額20万/年間契約がミニマムプランだった気がします。真ん中のプランですと、月額50万円となっており、結構な金額帯になるなと感じた記憶があります。
- RICHIKA :月額15万円の編集が行うことができ、編集テロップがたくさんあるため初心者でも取っ付き易い印象のプロダクトです。ビデオブレインより安価なため、効果的に活用できるかもしれません。
そこまでビデオを作らず、外注したい企業様がいらっしゃたら、弊社までお問合せください。元人材会社出身の担当者が貴社の採用動画のディレクションをさせて頂き、求人にあった魅力的なものを30万円にて作成致します。他にも採用SNSマーケ事業なども行っておりますので、お問合せください。